Watcherはファイルの更新状況を監視するためのユーティリティをAgletにより実現したものです。これらは2つのAgletで構成されています。一方はWatcherで動かないエージェントです。他方はWatcherNotifierといい移動するエージェントです。WatcherNotifierはWatcherによりリモートホストに送り出され、そのサーバーにとどまってファイルが更新されるのを監視します。WatcherNotifierは普段は休止していて、定期的に起き上がりファイルが更新されたかどうかをチェックします。ファイルが更新されたらその都度WatcherNotifierはWatcherに知らせます。
のちほど述べます
少なくとも2つのAgletサーバーをネットワーク上で実行させますAgletサーバーの実行方法についてはここ をご覧ください)。
Tahitiの"new aglet"パネルでクラス名を "samples.patterns.Watcher"と指定して Watcher Agletを生成します(Agletサーバーの実行方法については Tahiti ユーザーガイドをご覧ください)。Watcher Agletが生成されるとダイアログ・ウィンドウが開きます。
リモートホストであるTahitiのURL を"Address"フィールド中に指定します(もしくはAddress Bookから選択します)。このURLは"atp://"に続いてホスト名、ドメイン名の形で指定します。ポート番号もあわせて指定することが出来ます。URLの例はこのとおりです。
atp://aglets.trl.ibm.com
またAgletサーバーがデフォルトのポート番号(434)以外で動いているなら次のようになります。
atp://aglets.trl.ibm.com:500
Agletのサンプルのトラブルシューティングに関してはここ をお読み下さい。